今回、ISSは OpenPLC で制御し、Node-RED のダッシュボードで可視化するミニファクトリーのシミュレーションを構築しました。シミュレーションの流れは次のとおりです。Start ボタンを押すと、コンベアベルトが稼働し、タイマー制御により製品が先頭から最後まで順番に搬送されます。その後、製品に欠陥があるかどうかを検査します。良品は一方のゲートに集められ、不良品は別のゲートに分離されます。各製品は(総数、良品数、不良品数)としてカウントされ、データとして記録されます。不良品の数が一定値を超えると、アラームランプが点灯します。Start ボタンに加えて、予期せぬ状況に対応するための Stop ボタンと Emergency(リセット)ボタンも用意されています。

観察を容易にするため、Node-RED を用いて HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)としてのビジュアルダッシュボードも設計されています。このダッシュボードは Modbus TCP を介して PLC と接続されています。製品検出のシミュレーションにはランダムジェネレーターを使って良品/不良品をランダムに生成することも可能ですが、今回はダッシュボード上で手動設定する方式を採用しています。
ダッシュボードの表示内容は以下のとおりです。

- [Visual Process]:各ベルトの状態を表示し、稼働中は緑色で点灯します。
- [Simulation Preset]:最終ベルト通過時の検出結果を設定します。[Sensor Decide] は合格品の場合に有効、不良品の場合は無効に設定します。[Sensor Part] はセンサーが対象物を検知した際に有効になります。このセクションはシミュレーションの一環として手動で設定されます。
- [Counter]:検出された製品の総数、合格品数、不良品数を表示します。
- [Status]:現在のシステム状態を表示します。システム稼働中は [Running] が有効、自動運転時は [Auto] が有効、不良品数が設定値を超えた場合は [Alarm] が有効になります。
システムの動作は以下の動画でご確認いただけます:
まとめ
ISSでは、PLC と Node-RED を活用した製造業向けオートメーションソリューションを提供しています。中小企業から大規模工場まで、さまざまなビジネス規模に対応可能です。ぜひISSまでお問い合わせいただき、ご相談ください。